グローカル・ノマドは、「グローカル」と「ノマド」を組み合わせた僕の造語で、「地元を拠点に国内外を移動しながら、プロジェクトベースで働く人」を指します。僕は愛知県を拠点とするグローカル・ノマドです。
「グローカル」も「ノマド」も、決して新しい概念ではありません。まずはグローカル(glocal)ですが、これはglobal=グローバルとlocal=ローカルを合体させたもの。地域の特色を活かしながら地球規模で展開する、あるいは国際企業が現地に合わせた製品・サービスを提供する、といった意味合いを持ちます。
方やノマド(nomad)は、もともと「遊牧民」という意味。転じて、国や場所に縛られずに働く形態を指すします。バルト三国のエストニアなどが外国人向けに交付している、「ノマドビザ」と呼ばれる外国人向けの滞在許可証を聞いたことがあるかもしれません。コロナ禍に伴いテレワークが普及しましたが、これも広義のノマドの一種です。
従って、グローカルなノマド=グローカル・ノマドは、常に世界的な視点を持ちながら地元で活動し、携わるプロジェクトの内容によって国内や海外に移動して仕事をする、と解釈していただければ間違いありません。
近い将来、従来の会社という形態はなくなり、大半の仕事がプロジェクトベースになるでしょう。これってまさに、グローカル・ノマドなライフスタイルじゃないですか? そして、これを実現するためのツールの一つが、英語です。
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